中学1年生の夏休み明けから登校出来ない日も多くなっていきました。
当時はまだ「高校受験」というのが私の頭にもあったので
「そんなに休んで大丈夫なのかな・・・」
「いざ高校受験をしたいと思った時に不利になるのではないか」など
いろいろな不安がよぎりました。
それでも、家ではいつも通りに接することをこころがけていました。
息子も学校を休んでいると少しは安心するのか笑顔も見せてくれていたのです。
ゲームの時間制限どうする問題
小学生の頃から一応ゲームプレイ時間に制限を設けていました。
寝る時間も気をつけていました。
でも、なかなか守れる日は多くなかったですね。
ゲームしかすることがないので、どうしてもゲーム時間が伸びてしまいます。
そんな生活が続いていたある日、私が授業参観に行った時のことです。
息子は授業中、何時間もずっと机に突っ伏していました。
その姿を見た瞬間、
「誰でも平等に1日24時間しかないのにこの無駄な時間は何なんだろう」
と心の底から思ったのです。
「せっかく1日過ごすなら好きなことをして生きてほしい」
そう決意し、私はゲームの時間制限は設けるのをやめました。
「生きていてくれるだけで良い」という原点
そんなことをしたら、ますますゲームばかりの生活になってしまうかもしれない。
勉強がおろそかになって受験も出来なくなってしまうのではないか。
親として子供の将来に不安も感じてしまうのは当然のことだと思います。
でも、私は母親だからこそ本人の気持ちを大事にしたいと思いました。
なにより、この子が生まれてきてくれた時に
「ただ生きていてくれるだけで良い」
そう思ったことを思い出したのです。
今の息子にとって学校は本当にしんどい場所。
だったらせめて家の中でくらい自分の好きなように
過ごさせてあげたいと思いました。
私の場合は勉強なんて出来なくても良いと思っていましたし、きっと本人のタイミング
で受験のことも考えるだろうと信じることにしたのです。
のん気に見えても、本人が一番苦しんでいる
不登校になってゲームばかりしている我が子を見ているとなんだかのん気に見えたり
「ちゃんと勉強もしてほしい」と焦ってしまう親御さんもいらっしゃると思います。
我が子のことを思えば当然の感情です。
ただ、不登校になっている本人が一番自分の将来を考えています。
それはそうですよね。自分の人生なのですから。
我が子の見えている様子だけで判断せず、のん気にゲームしているように
見えても「本当は考えて考えて苦しんでいるのだな」と思ってあげてほしいのです。
それでも「いやいや、うちの子は本当に遊んでいるだけに見える」と思われるかもしれません。
でも、そんなことは絶対ないと思います。心の奥では本当に苦しんでいるはずです。
やがてお子さんが親御さんにゲームの事やその他の日常の事を話してくれるようになったとしたら。
それは、「あなたのことを理解したい。」という親御さんの温かい気持ちが、ちゃんと
お子さんに伝わったという証拠なのだと思います。


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