1日中自宅にいて何をしていたのか
学校に行かず一日中家にいて一体何をして過ごしているのだろう・・・。
不登校の子を持つ親御さんなら、誰でも一度は思うことですよね。
実は子供なりに深い葛藤があります。
「夜寝てしまうと次の日が来て学校に行かなくてはいけない」と思うと
どうしても寝たくなくなってしまうようなのです。
そのため夜は眠れず朝方になってようやく眠くなる。
そうしてあっという間に昼夜逆転の生活になってしまいます。
息子が学校に行き渋りだした頃、私はこう思っていました。
「生活リズムを整えないから朝起きるのが辛くなって、
学校に行くのが益々しんどくなるんだよ。」と。
実際に息子にそう話したりもしていました。
しかし完全に不登校になってからは「静かにしているなら朝方まで起きていても
いいか」と思えるようになり、だんだんと気にしなくなっていきました。
1日中ゲームをさせていて、本当に大丈夫?
「ゲームばかりさせていていいのだろうか。」
「ルールを守らせて時間の制限をした方が良いのではないか。」
「好きなことばかりさせていたら、楽な方を選んで益々学校に戻れなくなるのでは・・・。」
親だったらいろいろと心配になりますよね。
我が家も小学校に行き渋りだした頃はゲームの時間制限は厳しく言っていました。
でも、やっぱり守れないんですよね。
そのことで何度も親子で揉めて最終的に私が怒りでゲームをゴミ袋に突っ込んだことも
ありました。(さすがに捨てるまでは出来ませんでしたが・・・)
ですが、完全に不登校になってからは一切の制をやめました。
勉強もする気はなかったですし、他にやることもないのでゲームや動画視聴をずっと
やっていましたね。
それで、家では機嫌よく過ごしていたので当時の私もそれで良いと思っていました。
体を動かさない、野菜も食べない生活
ひたすら机に向かってゲームや動画視聴をしているだけなので、当然、
体を動かしていませんでした。
それでも、まあ若いからなのかそんなに体調も崩さず元気でしたね。
そのため、体を動かすということ自体、私はあまり気にしていませんでした。
ちなみに、食事に関しても息子は野菜を全くと言っていいほど摂らないので
客観的に見れば本当に不健康な生活でした。
ただ私自身も若い頃は野菜が苦手でほとんど摂っていなかったのでその辺も
全然気にならなかったのです。
「そのうち、食べられるようになるでしょ。」くらいに構えていました。
勉強は本当に「全く」していなかったのか?
はい、本当に全くしていませんでした。
フリースクール等の話をしてみたのですが本人に全く興味がありません。
「勉強をしないならせめて好きなことを学んでみては?」と思い、パソコンスクール
なども提案してみたのですが即答で「行かない」でした。
こんなに時間があるのにもったいないなあ、と思ったりもしましたが
周りがいくら言っても無駄なんですよね。
それからも提案はしますが最終的な判断は本人の気持ちに任せていました。
ずっと家に引きこもっている息子を見て私が思っていたこと
とにかく何もせず、ずっと家にいる息子を見て「自分の判断はこれで良いのだろうか」と
自信がなくなることもありました。
でも、「私の判断でいこう!」と決めていましたのでそれで良いと思っていました。
当時は今のように小中学生に携帯電話も普及していませんでしたし、電話してまで会いたい
友達はいなかったようなので、本当に家族としか会っていませんでした。
もともと、自分の時間を大切にしたいタイプなのだと思います。
そのため、家で「寂しそうにしている雰囲気」は全然感じられませんでした。
本人の中ではいろいろと考えることはあったでしょうが、私の前では通常通りの息子でした。
おしゃべりもしてくれてたし、一緒にご飯を食べに行ったりもしました。
また、動画をよく観ているせいか、雑学がとても頭に入っているようでした。
学校に行かない間、一見何もしていないようでも、社会情勢や心理学に関して
さまざまな情報を得ていたようです。
学校での勉強ももちろん大切だとは思います。しかし、社会の仕組みや
人の気持ちについて考えるといったことに関心があることも、
とても意味のあることだと私は思っていました。
最後に:悩める親御さんへ
学校の勉強が身についていないと親御さんは本当に心配になりますよね。
「受験はどうするのか」「将来はどうするのか」と本当に悩ましいと思います。
ただ、不登校でいる期間、子供は精神的にものすごく消耗しています。
勉強することが無理な時期のお子さんには勉強以外に好きなことをする時間を
全力で過ごさせてあげてほしいのです。
まずは、とにかく消耗してきた気持ちを満たすことが最優先です。
それを否定せず、応援してくれる親御さんに対してお子さんはきっと少しずつ
心を開いてくれると私は信じています。


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